小説家・太宰治が居住・滞在した建物です。

玄関が2つあり、玄関脇に八角形の飾り窓とステンドグラスがあります。
天井は高く、奥の和室の欄間や明かりとり小窓などの細工を施し、階段や廊下は広く、ゆったり作られています。
2階の5部屋の全てに銘木を使った床の間があり、
太宰治が1936年11月から約7か月間、2階の8畳間に住み、代表作『人間失格』の原型となる『HUMAN LOST』などを執筆しました。太宰治が暮らした場所は、青森県の「旧藤田家住宅」、生家「斜陽館」、山梨県の「天下茶屋」など数カ所しか残っていません。太宰が下宿していた当時の面影を偲ぶことができる貴重な文化価値の高い建物です。

建物の2階は『富嶽百景』に登場する”便所”があります。そこで太宰は衝撃の事実(妻の過ち)を知らされ、途方に暮れた…そうです。

旧所在地:東京都杉並区天沼
建築時期:昭和10年
建物概要:木造2階建、和洋折衷様式の住居兼下宿(2階の5部屋が下宿だった)

 

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